一般人のためのアーナーパーナサティ

 

 

 

 

 この念処(業処)は、初めから涅槃に到達するまで実践しやすく、ブッダ式アーナーパーナサティは危険がなく、精神を病むことがなく、四部十六段階の実践原則があります。

 

 第一部は四段階あり、カーヤーヌパッサナーサティパターナ(身隋観念処)で、呼吸を知ります。

 

 〇長い息を、それはどのようか、体にどんな威力があるかを知るまで学習する。

 〇短い息を、長い息と同じように学習する。

 〇長い息と短い息がどれだけ体を変調させるかを学習する。

 〇呼吸が静まれば、心はサマーディになる。

 

 第四段階では、呼吸を滑らかにする色んな方法があります。つまり「追い駈ける」、「見守る」、「ニミッタを作る」、「ニミッタを変える」です。心が静まればサマーディで、その後定の訓練もできます。

 

 初禅は五つの状態があり、ヴィタッカ(何らかの感情、つまり心の概念があること)、ヴィチャーラ(その感情を維持すること)、ピーティ(喜悦)、スッカ(幸福)、エカッガター(一境心)です。

 

 初禅は四段階あり、ウッガハニミッタ(取相)が作れるまで練習します。

 

 第二部は四段階あり、ヴェーダナーパッサナーサティパターナ(受隋観念処)と言い、このヴェーダナー(受)の段階は、心を傾けてピーティ(喜悦)とスッカ(幸福)に注目し、ヴェーダナーが心を変調させることを学んで理解します。

 

 第三部は、呼吸をする度に、いろんな状態の心を見て学習し、感情を脱ぎ捨て、心を安定するよう強制し、手放すことができます。

 

 第四部は、実践項目の初めの部分を、心の中のいろんな状態の無常が見えるまで学習し、無常が明らかに見え、緩むこと、ヴィラーガ(離欲)、心が返却する、つまり何にも執着しないで手放すことができる結果があります。

 

 

 近道である実践なら、一部をしたら四部へ行くこともできます。

 

 十六段階全部ができなければ、するのは、息を吸い息を吐く度に、何でも考える前、話す前、する前に、自覚するサティがあるよう訓練だけです。

 

 


 

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